地方に嫁いだわたしの日常

過去、現在問わず、日々の出来事を綴ります!

高校受験の思い出

今週のお題「試験の思い出」
2月ももう終わりますね。
中学生なら高校受験が終わってほんの少し肩の荷が軽くなったような気分を味わってるころでしょうか。

もちろん、私も高校を受験し、3年間なんだかんだと過ごし卒業もしました。
が、当時の私は高校受験なんて頭にはなく「働く」ことしかなかったんです。
と言うもの、我が家は裕福というわけではなかったため、はやく働いて自分で稼ぎたかったのです。
勉強も嫌いだったしね。
なので、担任の先生にも親にもそう伝えたところ状況が一変…。
受験前の三者面談にて担任が「頼む…頼むから高校を受験してくれ。高校行きながらだってバイトはできる。」と私と母の前で土下座をしたのです。
中学の担任がですよ?
たかが、担任が生徒とその親に土下座して懇願してきたのです。
そして「こんな娘のために…」と親は泣く始末。
はい、もう逃げられません。

中学時代に何かをきっかけに反抗期を迎えてたのか、中三の頃の私の学力はかなり落ちていて滑り止めもなにもない1本受験をすることに。

ギリギリまでできる限りの勉強をして、試験を受けました。
そして、合格発表の日を迎え見に行くと受験番号を発見したのです!

泣きながら正門へと向かうと、そこには担任の先生が仁王立ちして待ち構えてました。
(なんで先生がここに?と思ったことを今でも忘れてません)

先生は何も言わずに抱きしめてくれた後「ありがとう」とただ一言言って泣いてくれました。

試験というと、いろんな試験がありますが、私にとっての「試験の思い出」で語り続けるのは高校受験です。